あさイチでも「ヘアカラーかぶれに要注意!」と特集されてたね(2015年10月27日放送/専門家ゲスト:関東裕美さん・東邦大学医療センター大森病院 皮膚科医)
最後のほうしかみれなくて残念;
あさイチで視聴者から
●ヘアマニキュアは大丈夫なのですか? という質問に対して
→「ヘアマニキュアでも症状がでるひとがいる」という回答。
それからアレルギーがでやすいヘアカラー成分として4つあげられてた!
・パラフェニレンジアミン
・メタアミノフェノール
・パラアミノフェノール
・硫酸トルエン-2,5-ジアミン
以下からは、昨日公開済みの新聞を読んでの感想です。
パラフェニレンジアミンのヘアカラー白髪染め・染毛剤で皮膚炎症がおこるリスク!
白髪をそめたい私たち40歳世代にショックな記事をよんだよ~; それは医薬部外品の染毛剤カラーリングをつかうと皮膚炎症をおこしやすくなるリスクがあるというニュース。特に「パラフェニレンジアミン」という髪を発色させる成分がきついらしいの(2015年10月25日付:朝日新聞より)
ヘアカラー(医薬部外品の染毛剤)で髪をそめたら皮膚炎症がおこって日常生活に支障がでるかもしれない、ということを2015年10月23日に消費者庁の消費者安全調査委員会がまとめた。
“毛染めによる皮膚障害は過去5年間で年154~238件おきている。多くは酸化染料をふくむ染毛剤によるアレルギーが原因だという。かゆみや水疱、赤くはれあがるといった症状は一度発症すると、その後くりかえして発生する傾向がある”
“消費者庁のインターネット調査では、自宅での毛染めで15.9%、理美容院で14.6%が異常をかんじたことがあると回答”
新聞をよんでいて気づいたんだけども、カラーリング剤にはきき目のちがいで2種類あるんだね。いうまでもなく医薬部外品のほうが強いききめ=色落ちしにくい。
(1)医薬部外品=染毛剤
(2)化粧品=染毛料
アレルギーがでやすいヘアカラーリング染毛剤
できればさけたほうがいいヘアカラーリング染毛剤をあげておくね。新聞をよんでおもったのは「色落ちしにくいのは肌に優しくない」んだな~ということ。今回問題になっているヘアカラーリングは落ちにくい化学成分がはいっているものなんだって。
・医薬部外品のカラーリング染毛剤は色落ちがすくないが、アレルギーをおこしやすい
・特にパラフェニレンジアミンをふくむ酸化染毛剤は、アレルギーをおこす傾向がつよい
・化粧品に分類される染毛料は色持ちはわるいが、アレルギーは少ない
アレルギーの具体的な症状
・かゆみ、水疱、赤くはれあがる
・首に湿疹がひろがる
・一度発症するとその後くりかえして症状がでる
・悪化すると仕事にいけないなど、生活に支障がでるケースも
アレルギー反応がでた場合の対処法
アレルギー反応は毛染めの初回時にでるとはかぎらない。一度でも症状がでたら、その後はアレルギー反応が毎回おきることになるからご注意を。
一度症状がでてしまったら、製品メーカーをかえるとか、自分じゃなく美容師さんにやってもらうとか、やりかたを変えてみても意味がなくって、毛染めじたいを中止するしかないんだとか。
だから、ほんとうは「染毛剤はつかうまえに毎回(!)パッチテストをすることが必要」らしいよ。
でも、みんなパッチテストやってる?
はっきりいって私はぜんぜんやってないよ(´・ω・)
自宅では手間だし、面倒だし…。美容院でやってもらうときにはパッチテストやりますか?なんて聞かれたことすらないもの(当然か^^; )
具体的な染毛剤メーカーをしらべてみた
新聞では具体的な商品名は特にあげられていなかった。あげたら、染毛剤会社からクレームがきて大変なことになるんだろうなーと推測(汗)
ヘアーマニキュアをのぞく、ほとんどのカラーリング・白髪染めは医薬部外品なんじゃないかな。とりあえず私が前によくつかっていたシエロの成分をしらべてみると…
▼シエロ ヘアカラーEXクリーム
▼成分表(アマゾンより)
シエロ ヘアカラー クリーム(A) 61/1剤
医薬部外品/40g
有効成分:α-ナフトール、パラアミノフェノール、パラフェニレンジアミン、メタアミノフェノール、硫酸パラメチルアミノフェノール、レゾルシン、その他の成分:HEDTA・3Na2水塩、PEG-8、POEオレイユエーテル、POEステアリルエーテル、アスコルビン酸、アラキルアルコール、エチルヘキサン酸セチル、強アンモニア水、水溶性コラーゲン液-3、ステアリルアルコール、ステアルトリモニウムクロリド、タウリン、チオグリコール酸アンモニウム、月見草油、ブドウ種子油、ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウム液、マイクロクリスタリンワックス、無水亜硫酸Na、ユーカリ油、黄203、香料
シエロ ヘアカラー クリーム/2剤
医薬部外品/40g
有効成分:過酸化水素水、その他成分:DPG、POEベヘニルエーテル、イソプロパノール、クエン酸、クエン酸Na、ジメチコン、ステアリン酸ステアリル、セタノール、ヒドロキシエタンジホスホン酸、ヒドロキシエタンジホスホン酸4Na、フェノキシエタノール、ベヘニルアルコール、ベヘントリモニウムクロリド、ミリスチル硫酸Na、ラノリン
ばっちり「パラフェニレンジアミン」成分はいってる~(汗)
うわーこまった。とはいえ、いままで不定期で10回以上つかってて、幸運にも一度もアレルギーはでてないですよ。
使ったからといって、必ずアレルギーになるということでもないみたい。ただリスク大ということで。
なぜ危険な染毛剤が販売中止にならないのか?
新聞記事の最後はこうやってしめくくられている。
“染毛剤の安全性を所轄する厚生労働省に対し
(1)リスクがわかるやすい表示方法を業者に検討させる
(2)消費者がわかりやすいパッチテスト方法の導入検討などをもとめた”
“ただアレルギーの原因となる化学物質の規制にはふみこまなかったため、被害減少につながるかは不明だ。事故調は「代替となるものがない。もし禁止になったら社会の理解はえられないと判断した」としている”
え、これってつまり
「アレルギー原因成分を規制しちゃうと、染毛剤会社が反発して困るから禁止できないよ」ってこと??
少なくとも私にはそういう意味にとっちゃっいましたが。
白髪きになって当たり前のように白髪染めとか、おちにくい染毛剤をつかっていた私。なんだかこわいなーと思いました。
みなさんもパラフェニレンジアミンが入っているヘアカラー染毛剤には充分きをつけてね!
ではでは、みなさまのお役にたてればサイワイです(≧▽≦)♪
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