大村大次郎著「あらゆる領収書は経費でおとせる」を読んだので、自分用にメモ(個人事業主部分だけ)。
《個人事業者は接待交際費を使い放題 p51》
・取引先やビジネス関係でのんだときにはその費用は接待交際費でおちます。しかも上限なし。
・「個人事業者の接待交際費は50%しかみとめられない」という人がいるが、デマ。接待交際費に該当するなら100%みとめられる。
《会議費という裏技 p57》
・「会議費」は会議をするときに支出する費用。場所代の他の飲食代もはいる。お酒は(ビールなら1-2本、ワイン数杯)ちょっとならおk。
《なぜ羽振りのいい社長はベンツに乗るのか p95》
・ベンツにのれば節税になる
・「減価償却」は耐用年数6年。ベンツは人気があるので耐用年数がすぎたあとでも資産価値がある。6年後でも中古車屋にもっていったら高い金額でひきとってもらえる。
《4年落ちの中古ベンツは節税の切り札 p97》
・4年落ちのベンツの場合、1年目で全額経費にできる(4年経過中古車…耐用年数2年)。
・だから会社がおもったよりももう買って多額の税金をはらわなくてはならない場合、4年落ちのベンツを買えば一気に利益をへらすことができる。
《キャバクラ代を会社の経費でおとす 3つのルート p113》
1)接待の場としてキャバクラを利用する
2)商品開発のためにキャバクラを利用する
3)研修のためにキャバクラを利用する
《キャバ嬢への愛人手当を経費でおとす4つの方法》
1)役員か社員にする…キャバ嬢を社員もしくは役員にする。社員・役員としての勤務実態がいる
2)非常勤役員にする…キャバ嬢を非常勤務役員にする。非常勤務役員としての実体が必要。
3)業務委託をする…キャバ嬢と業務委託契約を結ぶ。なんらかの業務をしてもらう必要がある。
4)情報提供料をはらう…キャバ嬢に情報提供をしてもらいその対価をしはらう。情報提供してもらう必要がある。
《経費はどんなものでも自分の業務に結びついていれば計上できる》
・旅行作家は旅費がすべて必要経費になる。
・スポーツライターはスポーツ観戦費用はすべて必要経費に。
・小説家が旅行をして、その旅行が作品に反映されたら経費になる。
ってことは、ブロガーが旅行をしてブログに反映されたら経費になるはず!
《領収書がなくても経費に計上する方法 p147》
・領収書が無い場合は下記をかいておく。
1)支払った日
2)支払った金額
3)支払先
4)支払った内容
《テキトーでいい白色申告の魅力》
青色申告のメリット3つ
1)最高65万の所得控除
2)家族を従業員にした場合も普通にしはらえる
3)赤字を3年間くりこせる
3番目は個人事業主には意味がない。3年も赤字だと商いをたたんでしまうから。
・著者は青色申告をすすめていない。理由は青色申告にしなければ帳簿はテキトーでいいから。
・白色申告で記帳義務があるのは「前々年の所得(収入でない)が300万をこえた場合」
+ + +
・福利厚生費は自営業・個人事業主でもつかえる。
・レジャー費=福利厚生費でおちる
+ + +
《研修費でおちるもの》
・「旅行」も経費でおちる
・視察旅行、研修旅行ならレポートや視察記録が必要。
・研修旅行は「研修費」にいれる。研修内容、目的、レジュメの資料は必要。
・語学学校費用
・運転免許費用
+ + +
・「都心では納税者が多いので足切りラインは高く設定されて地方では低く設定されている。だいたい売上が500万以下の自営業者は切り捨て(お目こぼし)される傾向にあります」