カネボウの美白化粧品で、お肌トラブルがでたというニュースがあったよね。「美白化粧品はつかったらよくないのかな?」と心配になっている人もおおいはず。私もいつも夏の日焼け対策として美白化粧水をつかったりしてたので、いろいろ調べてみたことをまとめてご紹介♪
肌が黒くなる仕組みは「メラニン」!
まずは、なぜ肌が黒くなるのかを説明するね(^v^)
皮膚が紫外線をあびると、「メラニン(黒化細胞)をつくりなさい」という命令が皮膚の一番深いところにある「メラノサイト(色素をつくる細胞)」にむけて出される。そこで作られたメラニンが周りの細胞(角化細胞)へと移動していき、その段階で肌が黒くみえるようになります。
≪肌が黒くなる仕組み≫
(1)表皮角化細胞が「メラニンをつくれ」と命令。
(2)メラノサイトでメラニンがつくられる
(3)メラニンが表皮角化細胞に移行し、肌が黒くなる
美白化粧品コスメって肌を白くしてくれるの?
実は、そもそも美白化粧品は黒い肌を白くするものではないんだって! じゃあなんなのといえば「黒くなるのを防ぐのが美白コスメ」ということらしい。
▼医薬部外品 美白コスメについて
国がさだめている薬事法上、カネボウとおなじく、医薬部外品として売られている美白化粧品には、国によって承認された“美白”有効成分が一定量はいっていることに。
この美白の「有効成分」は、日焼けが起きる段階で作用して、日焼けをふせいでくれる。最も多いパターンは、メラノサイトでのメラニン合成をブロックするタイプ。
美白医薬部外品コスメの場合、「美白効果」「ホワイトニング効果」はメラニンの生成と蓄積をおさえて、しみ・そばかすをふせいだり、メーキャップ効果で肌を白くみせる、という効果がある。
≪美白コスメの主な作用≫
●メラニンの合成をおさえる … カネボウで問題になったロドデノール成分もこのタイプ。
●「メラニンをつくれ」という命令を抑える
●メラニンが表皮角化細胞に移るのを抑える
つまり「美白」っていうけれど、
実はお肌を白くしてくれる化粧品コスメではなくて、「黒くなるのを防ぐ」コスメだったってこと! だから美白コスメをつかうなら日焼け後じゃなくて日焼け前につかわないと意味がないってことに!!
問題になったカネボウの美白化粧品については次の「美白化粧品との正しいつきあい方(2)カネボウ美白化粧品 ロドデノールってなに?」に続きます。
ではでは、みなさまのお役にたてればサイワイです(≧▽≦)♪
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